雨漏りというと屋根の劣化や破損が原因と思われがちですが、実は様々なところから雨漏りするんです。
その一つに窓・サッシまわりから雨漏りすることが多いです。
また、雨漏りの出口は1つでも、水の浸入口は複数あることがよくあります。
また、雨水の侵入口がいくつかあるのと同時に出口もいくつかになることもあります。
実際の雨漏り調査では、
- ・「出口(室内のシミ)」=原因ではない
- ・「水の侵入口」=1箇所とは限らない
というケースが圧倒的に多いです。
特に窓・サッシ周りは、
- ・コーキングの劣化
- ・サッシ枠の歪み
- ・外壁との取り合い部の施工不良
- ・窓上部からの回り込み(毛細管現象)
などが重なりやすく、「複数侵入口 → 複数経路 → 1箇所または複数箇所に出る」という現象が普通に起きます。
雨漏りの難しさはここです。
- ・水は重力だけでなく「毛細管現象」「表面張力」「建材の隙間」を利用して移動する
- ・途中で一度溜まったり、別の部材に流れたりする
- ・防水層を回り込んで数m移動することもある
そのため、
「ここが濡れている=ここが原因」
とはほぼ言えません。
窓まわりは特に、外壁防水層の“弱点の交差点”になりやすいです。
信頼できる雨漏り調査では一般的に
- ・散水試験(どの順番で水をかけるか設計する)
- ・赤外線サーモグラフィ
- ・外壁の部分解体調査
などを組み合わせます。
特に窓・サッシは、
外側だけ見ても原因特定できないことが多く、段階的検証が必須です。








