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ノンアスベスト(無石綿)の屋根材は、製品や施工時期によって耐久性に差があります。
2000年前後に流通した初期の製品で、ノンアスベスト(無石綿)の屋根は強度が弱いため、年数が経ちすぎていると塗装することはお勧めはできません。
一般的に、経年劣化が進行している場合は塗装が密着しにくく、下地の状態によっては十分な効果が得られないことがあります。
そのため、事前に屋根材の状態(ひび割れ・吸水・表面劣化など)を確認した上で、塗装の可否を判断することが重要です。
劣化が進行している場合には、塗装よりもカバー工法などの改修方法が適するケースもあります。
逆に、下地の状態が良好であれば、定期的な塗装メンテナンスによって防水性や耐候性を維持できる場合もあります。
※最適な工法は現地調査により判断されます。
シート防水は、建物の屋上やベランダなどに防水用のシートを貼って水の侵入を防ぐ工法です。
特徴
1.工場製品で品質が安定
あらかじめ工場で作られたシート(塩ビシートやゴムシート)を使うため、塗膜防水に比べて仕上がりの品質が安定しています。
2.工期が短い
シートを貼るだけなので、乾燥時間がほとんど不要。そのため施工が早く、工期を短縮できます。
3.耐久性が高い
紫外線や雨風に強く、耐用年数は一般的に10〜20年程度と比較的長いです。4.メンテナンスがしやすい
劣化した部分だけを補修できるため、部分修理が可能です。5.下地の影響を受けにくい
通気緩衝工法(機械固定)を使えば、下地のひび割れや水分の影響を受けにくいのもメリットです。デメリット
・複雑な形状に不向き
シート防水は広くて平坦な屋上では非常に安定しています。
しかし配管が多かったり、段差や立ち上がりなど凹凸が多い場所は施工が難しく、継ぎ目からの漏水リスクがあります。
・施工技術に左右される部分もある
シートの接合部(ジョイント処理)が重要で、施工が甘いとそこから水が入る可能性があります。
シート防水には、主に2種類あります。
・ゴムシート防水(接着)
・塩ビシート防水(機械固定)
改修工事は機械固定(通気緩衝工法)が多いです。
メリット
・下地の水分を逃がしやすいです。
・既存の防水の影響を受けにくいことがあげられます。
(下地に水が回っている場合は、密着工法だと膨れるリスクがある)
株式会社創建社では
・施工写真は工程ごとに細かく写真を撮り、施工完了報告書を作成(内容により異なります。)
・完了報告書を見ながら説明を加えていきます。
シート防水(通気緩衝工法)
- シート防水は下地が平滑でないと施工が難しく、接合部の処理が重要。
屋根の防水紙(ルーフィング)は、見えない部分でありながら建物寿命を左右する重要部材です。
実務では「価格」よりも「屋根材との相性・地域環境・期待耐用年数」で選定されます。
用途や耐久年数に応じていくつかの種類があります。
1.アスファルトフェルト
・古くから使われている一般的な簡易防水紙
(仮設・短期用途でのみ使用)
・価格が比較的安い、実務では「最低限の防水層」という扱い
・耐久性はやや低め(短〜中期向け)
紫外線・熱劣化に弱く、長期使用は想定されない
専門的評価
・現在の新築住宅での採用はほぼ限定的
・リフォームでも積極採用されない傾向
「コスト最優先の一時的用途」という位置づけ
2.アスファルトルーフィング(改質なし)
・フェルトより厚みがあり防水性が向上
(最も広く使われる基準材)
・戸建住宅の標準仕様として長年採用
・防水性・施工性・コストのバランスが良い
・現場では「とりあえずこれが基準」という扱い
専門的評価
・実耐用年数は約15〜20年が目安
・ただし屋根仕上げ材と環境で大きく変動
「標準仕様だが、長寿命住宅ではやや不足」
3.改質アスファルトルーフィング
・アスファルトにゴムや樹脂を加えて性能を強化
(現在の高耐久・高防水・スタンダード)
・ゴム・樹脂改質により性能を大幅向上
・釘穴シール性・追従性(動きへの強さ)が高い
・施工現場でも評価が高く、採用率が上昇
専門的評価
・実務上の主流グレード(高耐久住宅・準高級住宅)
・高価格帯だが耐用年数20〜30年以上と長寿命
・雨漏りリスク低減に寄与
「長期耐久を狙うなら第一候補」
4.高分子系ルーフィング(透湿防水シート)
・湿気を逃がしつつ雨水を防ぐタイプ、結露対策に有効
(結露リスク管理に強い専門材)
・防水+透湿という機能設計
・特に木造住宅の「内部結露対策」で重要
・施工性が良く軽量
専門的評価
・断熱・気密設計とセットで性能を発揮
・高気密住宅では採用価値が高い
・製品差が大きいため選定には注意が必要
「性能住宅・省エネ住宅向けの選択肢」
①まず前提:ルーフィングは「保険層」
専門的に言うと、ルーフィングは仕上げ材(瓦・スレート・金属)の下で“雨水が万一入った時の最後の防波堤”です。
・どれだけ長く破れず維持できるか
・釘穴や動きに追従できるか
・結露や熱で劣化しないか
理由としては
ルーフィングは「単体性能」より「屋根構成全体」で評価される
・雨漏りの多くは“ルーフィング劣化+施工精度”の複合要因
・同じ材料でも「施工品質」で寿命は大きく変わる
② 実務での最適解
一般住宅は、改質アスファルトルーフィング一択に近い
理由としては
・施工バラつきへの許容度が高い
・釘穴シール性が強い(雨漏り原因を潰せる)
・日本の気候(高温多湿+台風)に適合
③ プロが現場で見る“本当の差”
経験的に、雨漏りの原因は
・材料の性能不足(約3割)
・施工不良(約5〜6割)
・納まり設計ミス(約1〜2割)
つまり「良い材料を選ぶだけでは不十分」という事がわかる。
アスファルト防水は、ビルやマンションの屋上で広く採用されている防水工法の一つです。
溶融アスファルトとルーフィングを複数層重ねることで、厚みのある防水層を形成します。
公共建築工事でも採用される実績のある工法で、適切に施工された場合、20〜30年程度の耐久性が期待できます。
実際の大規模修繕工事でも多く採用されており、特にRC造の建物では定番の工法といえます。
一方で、重量があるため木造住宅には不向きであり、熱工法では臭気や火気管理が必要です。
そのため、近年では安全性を考慮して常温工法が採用されるケースも増えています。
メリットとしては
1. 防水性能が高く、耐久性がある
アスファルトとシートを複数層で重ねるため、防水層が厚くなり水が入りにくいです。適切に施工すれば20~30年程度の耐久性が期待されます。
2. 下地の動きに比較的強い
層構造なので、建物の温度変化や振動による伸縮にある程度対応できます。デメリットとしては
1. 重量が比較的重い
多層構造のため、防水工法の中では重量が重い部類です。そのため、木造住宅よりRC造や鉄骨造の屋上で多く使われます。
2. 施工時に臭い・火気の管理が必要(工法による)
溶融アスファルトを使う「熱工法」では、バーナー、アスファルト溶解釜などを使うため煙や臭い、火気管理が必要です。最近は火を使わないトーチ工法・常温工法もあります。3. 工期が長め
機械を使う工程から乾かす作業など日数を必要とするため時間がかかります。アスファルト防水(ビル屋上)
- 高い防水性と耐久性: 複数の層を重ねるため水密性が非常に高く、長寿命です。


下塗り材(プライマー・シーラー・フィラーなど)の役割は、主に次の4つです。
1.密着力を高める
下地(外壁)と上塗り塗料をしっかり接着させる役割があります。
密着が不十分だと、塗装後に剥がれの原因となります。
2. 吸い込みを止める
劣化した外壁は塗料を吸い込みやすくなっています。
1回目の下塗りのシーラーは吸い込み止めの効果があり、
外壁材が劣化すると起こる毛細管現象による塗料の吸い込みを防ぎます。
これにより、塗膜の厚みが均一になり、耐久性の高い仕上がりになります。
3. 下地を補強する
劣化した下地に浸透し、表面を固めることで強度を回復させます。
脆弱な下地のまま塗装すると、塗膜ごと剥離する原因になります。
4. 下地調整
凹凸や細かいひび割れ(ヘアクラック)を埋め、塗装面を整えます。
これにより、見た目の仕上がりと塗膜の均一性が向上します。
まとめ
下塗り材は「外壁と上塗り塗料をつなぐ接着剤」であり、同時に「仕上がりと耐久性を左右する下地調整材」です。
ご不明な点は、
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お客様の状況に合わせた具体的なご相談は、専門スタッフが丁寧にお答えいたします。どうぞお気軽にお問い合わせください。






