アスファルト防水は、ビルやマンションの屋上で広く採用されている防水工法の一つです。
溶融アスファルトとルーフィングを複数層重ねることで、厚みのある防水層を形成します。
公共建築工事でも採用される実績のある工法で、適切に施工された場合、20〜30年程度の耐久性が期待できます。
実際の大規模修繕工事でも多く採用されており、特にRC造の建物では定番の工法といえます。
一方で、重量があるため木造住宅には不向きであり、熱工法では臭気や火気管理が必要です。
そのため、近年では安全性を考慮して常温工法が採用されるケースも増えています。
メリットとしては
1. 防水性能が高く、耐久性がある
アスファルトとシートを複数層で重ねるため、防水層が厚くなり水が入りにくいです。適切に施工すれば20~30年程度の耐久性が期待されます。
2. 下地の動きに比較的強い
層構造なので、建物の温度変化や振動による伸縮にある程度対応できます。デメリットとしては
1. 重量が比較的重い
多層構造のため、防水工法の中では重量が重い部類です。そのため、木造住宅よりRC造や鉄骨造の屋上で多く使われます。
2. 施工時に臭い・火気の管理が必要(工法による)
溶融アスファルトを使う「熱工法」では、バーナー、アスファルト溶解釜などを使うため煙や臭い、火気管理が必要です。最近は火を使わないトーチ工法・常温工法もあります。3. 工期が長め
機械を使う工程から乾かす作業など日数を必要とするため時間がかかります。









